てんぷらは天つゆだけではない
てんぷらといえば、天つゆを付けて食べるものというのがスタンダードな形になりますが、いつもとは趣向を変えて、天つゆ以外のものを付けててんぷらをいただくのもなかなか面白いものです。少し冒険してみたいけれども、あまりにも天つゆからかけ離れてしまうのは恐いという場合には、ポン酢や大根おろしなどに変えたり加えたりすることがお勧めです。
ポン酢には最近は柚子入りのものなどがあって、柚子入りなら爽やかな酸味とともにてんぷらを味わうことができますし、シソ入りなどなら香りも一緒に楽しむことができます。さらにポン酢に大根おろしを加えると、マイルドな味わいになりますし、大根が胃に優しい働きをするため、てんぷらとの相性もぴったりです。もちろん大根おろしは、ポン酢だけではなく、天つゆにも合いますので、天つゆにも少し加えてみると良いでしょう。
てんぷらをあっさりといただきたいときには、天つゆの代わりにシンプルな調味料がお勧めです。レモン汁をかけて食べると、酸味が口に広がるてんぷらとなりますし、塩を付けて食べると食材の持ち味を楽しむことができます。塩はそのままのものでもおいしいですが、抹茶を混ぜたり、ハーブを混ぜたりして、塩味に変化があるものも風味があって良いものです。
特に淡白な薄味の食材を使ったてんぷらでは、濃い目の味やピリ辛の薬味などを付けて食べると、程良い味わいになります。山椒の粉や唐辛子、柚子コショウなどをそのままてんぷらに付けて食べても良いですし、天つゆやポン酢などに少し振りかけることで味に変化を付けることができます。これらのつゆや薬味などは、それぞれを単独でてんぷらに付けても変化を楽しめますし、天つゆやポン酢と合わせて取り入れるなど、いろいろな方法があります。
また1種類だけではなく、幾つかのつゆや薬味を準備しておけば、少し手間はかかりますが、その食材に合わせてつゆや薬味を分けることができ、料亭でてんぷらをいただくような雰囲気を味わえて楽しいかもしれません。
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